■ FXとは?

  FX(Foreign eXchange)とは、日本語で外国為替証拠金取引のことで、
  ある国の通貨と別のある国の通貨を交換する取引です。

  1998年4月の外国為替及び外国貿易法の改正により誕生し、
  今までは金融機関しか認められていなかった外国為替取引を
  一般の個人投資家でも取引可能にした最近人気の投資です。

  例えば、海外へ行くときに円を米ドルやユーロに替えて、
  日本へ帰ってきたときに、米ドルやユーロを円に戻しますよね?

  仕組みは全く同じです。

  1ドル100円の時に1万ドル買って、1ドル110円になったら売る。
    ⇒  差益分(10万円分)の利益が出ます。

  簡単に言うと、この差益を狙って投資が行うのが、FXです。



■ FXの魅力

  少ない資金で大きな取引ができる。(最大50倍の取引可能)
  スワップ金利を受け取れる。
  「売り」からも取引可能なので、価格が下落した時も利益が狙える。
  手数料が安い(多くの業者が無料)。
  24時間取引できる(ただし、土日は取引不可)。

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■ 1. 少ない資金で取引

  なぜ少ない資金で取引可能なのでしょうか?

  それは、「レバレッジ(てこの原理)」です。
  「レバレッジ」とは資金を担保にして、実際より数倍〜数十倍の
  金額の取引を行う仕組みです。

  例えば、20万円を証拠金として業者に預け、レバレッジを50倍にし、
  1000万円分の外貨を取引することもできます。


  <注意点>
    H23年8月から最大50倍から最大25倍に変更されます。
    ※レバレッジ規制について(金融庁)


■ 2. スワップ金利

  FXは差益だけではなく、スワップ金利が受け取れます。
  スワップ金利とは、取引する2国間の金利差です。

  例えば、円の金利が1%、米ドルの金利が6%だとすると、
  円を売って、米ドルを買うと、「6%−1%=5%」
  金利が受け取れます。

  ただし、米ドルを売って、円を買うと、「1%−6%=−5%」
  金利を払う必要があるので注意が必要です。

  つまり、低金利の通貨で高金利の通貨を買うと、
  スワップ金利が受け取れるのです。

  ↓スワップ金利(ポイント)の一例です↓(管理人利用のクリック証券)


  ※画像をクリックすると、大きな画像が開きます。


■ 3. 「売り」からも取引可能

  FXは、「買い」からだけでなく、「売り」からも取引可能です。

  株式投資を行っている方だとご存知だと思いますが、
  いわゆる 「空売り」 です。

  簡単に言うと、ドルを借りてきて、すぐに円に戻し、
  ドルの価格が下落した時に、ドルを買って返すということです。


  難しく考えず、価格の上昇/下落どちらでも差益によって、
  利益が狙えるということです。


■ 4. 手数料が安い

  株の場合、300円ほど取引手数料がかかりますが、
  FXは、ほとんどの業者で取引手数料が無料です。

  ただし、「スプレッド」という手数料みたいなものが発生します。

  スプレッドというのは、通貨間の買値と売値の差のことです。

  ニュースで「1ドル81円70銭〜75銭で取引されています」と
  聞くことが多いと思います。 この5銭がスプレッドです

  つまり、この瞬間、「買値は81円75銭」、「売値は81円70銭」となり、
  悪く言えば、スプレッド分だけ損しているということです。

  そのため、FX業者を選ぶ際は、「スプレッド」が非常に重要です。



■ 5. 24時間取引可能

  株は9時から15時までが日本での売買時間となっていますが、
  FXは24時間取引が行われています。

  なぜかというと、為替市場が世界各国で取引されているためです。
  日本人が寝ている時間帯でも、欧米各国で取引されています。
  
  なお、為替市場は欧米時間が取引の中心となるので、
  ロンドンやニューヨークでの取引が活発な時間帯をオススメします。
  (※日本時間でいうと、21時〜25時になります。)

  なお、日本の祝日に関わらず、月〜金は24時間取引可能です。



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